コミックマーケット81出展本に企画協力/寄稿させていただきました

 つい先日コミケ参加はお久しぶりですねーと書いていた気がするのですが、人間一つやってしまったら歯止めが効かなくなるようで、勢いだけでもう一本コピー誌の企画をやらかしてしまいました。

C81 1日目(12月29日)ウマドンナ合同本 「ウマきゅーぶ!」

 JRAが年末に突然解き放ち、各種ポータルサイトの巨大バナーで溢れんばかりの存在感を放っている萌えコンテンツウマドンナ。こんな波をJRA自らが立ててくれている以上、乗らずにいられるか!というわけで、公開翌日にコピー誌の作成を決定してしまいました。勢いは大事です。そして無事に製本まで完了致しました!

 有馬記念の後必死に終電手前まで製本作業やったよ!できたよ! コンテンツの内容は以下の通り、盛りだくさんの内容となっております。

  • 愛に溢れたイラスト集(9名様)
  • ウマドンナアンケート企画
  • ウマドンナ徹底攻略 〜君はハーレムEDを見たか〜
  • ウマドンナ元ネタ解説
  • ショートストーリー 「黄金色の記憶」
  • ウマドンナOP曲コール表

 私は、ウマドンナ攻略パートを担当させていただきました。イブの夜に20回以上の試行を続け、全選択肢の好感度について分析をやり切りました。そしてキャラクターの個別エンドだけではなく、なんとハーレムエンドの存在も発見してしまいました。興味のある方は、ぜひぜひお手にしていただければと思います。
 他の参加者の方も紅莉栖編の公開から一週間とは思えないくらいのクオリティで、とりあえず今の情報でできることについて、精一杯手を出してしまったつもりです。突発的なブレストからいろいろ頑張りました。
 以下の主催2サークル様で、300円にて頒布される予定です。表紙カラーのコピー誌、24ページとなっています。

 コピー誌としてそこそこの数は準備しましたが、いつなくなるのかそもそもなくなるのかも全く分かりませんので、近辺にいらっしゃいました時にでもぜひぜひ手に取っていただければと思います。
 我々競馬クラスタからの、JRAに対する愛のメッセージです。届け!俺達の思い!

コミックマーケット81出展本に寄稿させていただきました

 自分でのサークル参加はC78で一区切りとなっていたわけですが、あのコミケという空間からは簡単に逃れられません。Key→コンシューマゲーム攻略本→ときメモと本を出してきたわけですが、今回は長年の持ちジャンルの一つである競馬の原稿依頼をいただき、大喜びで書いてきました。以下詳細。

C81 1日目(12月29日) 東地区 H-24a 「秘密結社ようぶん」

養分たちの蹄跡 2011(500円)

  • 巻頭カラーイラスト(コユキ
  • 書斎派競馬ライフ(協力:倉海柚多)
  • ―泳ぐのに安全でも適切でもない ≪一口沼≫の溺れ方―(Southend)
  • 2011年競馬アニメ紹介(小島太一
  • 装蹄師という仕事。(カズキ)
  • 馬に、なりたくて(ヴィー太)
  • ようぶんたんの 競馬場グルメ紀行(モイ子)
  • 新年から差をつけちゃおう! 厩舎基地のステップアップ法(こひ)
  • ようぶんたんと行く! 小倉競馬場満喫ガイド(ぽちこ)
  • バルクが教えてくれた3つのこと。(犬上カケル)

 Twitter競馬クラスタを中心としました、競馬の楽しみ方をギュッと凝縮した一冊になっています。Twitter競馬クラスタの博識な方々に囲まれ、さらにヲタで有名な現役JRAジョッキーの小島太一さんまで参加という、ここでしか買えない一冊となっております。この面々の中で書かせていただいたことは、本当に光栄です。原稿上げて、校正も終えた後に参加者聞いてひっくり返りましたよホント。自分自身、どんな本になるのかとても楽しみにしています。
 「新年から差をつけちゃおう! 厩舎基地のステップアップ法」というタイトルで、6ページ書かせていただきました。10年かけて築き上げてきた、厩舎追っかけのための情報収集方法について全てを書いています。月曜日から日曜日まで、曜日別に一体何をやって所属馬の動向を調べているのか、タイムスケジュールも含めて細かく書かせていただきました。積み上げてきた無駄なこだわりを吐き出し切っております。厩舎の追っかけはもちろん、お気に入りの血統を追いかけたり、POG馬のその後を追いかけたりするなど、色々と活用できる部分もあるかもしれません。
 気合はたくさん詰め込んで書きましたので、興味がありましたらぜひぜひ、手に取っていただければと思います。よろしくお願い致します。

委託販売始まりました(1/10追記)

 コミックマーケットは終わりましたが余りが出ましたので、COMIC ZINさんにて委託販売が開始されました。店頭ならびに通信販売にて購入できますので、興味のある方はどうぞよろしくお願いします。委託の手数料等があり630円となっておりますが、損はさせませんよ!

乗りつぶしの旅11/4 〜青森の難所と、去り往く鉄道〜

 北海道へ牧場見学に行って、青森秋田と乗り潰して帰る予定が、夜行列車連泊というタフネスコースに。手元には千歳発、山科経由の横浜市内行きの切符が握られていた…。

 旅行そのものは11/3から北海道へ上陸していました。その日は千歳近辺で3つの牧場を見学して出資している馬達と触れ合って楽しいひと時。そこからまずは青森に向かいます。

 駅近くのネットカフェで時間を潰し、銭湯で体を洗って、千歳駅から乗り込んだのは急行はまなすのカーペットカー。カーペットカーに乗るのは今は亡きミッドナイトに乗った約10年前以来なのですが、既に疲れ果てていたためあっという間に就寝。起きたら函館。そしてもう一度起きたらもう青森直前でした。乗っている間、ほとんど寝ていたと思います。
 青森からは、私鉄完乗の旅でも屈指の難区間である、青函トンネル記念館の中のケーブルカーを目指して、津軽線へそのまま乗り換え。まさか人生でもう一度、三厩を目指す日が来るとは思いませんでしたよ。途中蟹田で乗り換え、約2時間弱で三厩へ到着です。
 そこからは町営バスで30分かけて青函トンネル記念館へ。客は4人ほどでしたが、青函トンネル記念館で降りたのは自分一人。寂しく記念館前で10分ほど開場を待ちました。

青函トンネル竜飛斜坑線(青函トンネル記念館〜体験坑道0.8km)


 そしてやって参りました青函トンネル記念館駅。青森から片道2時間半でした。思えば遠くまで来てしまったものです。

 こちらが今回のケーブルカー。なかなか年季が入っていました。奥の方にはもう一両ありましたね。

 始発が走る頃には、バスでの観光ツアー客らが到着して、乗客は20人以上となかなかの盛況でした。平日のせいか、年配の方がほとんどで、自分が一番若いくらいでした。

 このケーブルカー、降りていった先は地下でしかもトンネルということもあり、入り口は風門によって閉ざされていました。運行開始時にこちらがゆっくりと開くのですが、それからは走行中ずっとピローンピローンとサイレンが鳴りっぱなし。こんな路線は他に記憶にありません。普通の路線じゃないんだということを冒頭から感じさせてくれます。

 途中にはこんな表示もあったりと、どんどん海底へ深く深く潜って行きます。途中にすれ違える部分はなかったように思えます。終点まで、約7分くらいの乗車時間だったでしょうか。

 そして降り立ったは体験坑道駅。これで無事に青函トンネル竜飛斜坑線の完乗です。着くのは大変、乗ったら一瞬という点では極まった路線でしたね。本州の果ての果て。

 ここからは坑道内の見学ルートへ。青函トンネルの歴史をガイドさんが解説してくれながら、内部をじっくりと見て回りました。いかに偉大な工事だったかがよく分かる、素晴らしい展示でした。日本の技術は世界一や!って思うには最高の博物館ではないでしょうか。

 そして今度は逆にケーブルカーで登って終了です。この真っ暗な先へ向かってひたすら登ります。サイレンは帰りも鳴り響き続けていました。

 その後は折り返しのバスまで一時間以上時間がありましたので、龍飛岬の周辺まで歩いて行きます。まずは龍飛岬を望む展望台。好天にも恵まれ、実に気持ち良く、心が洗われる景色でした。

 続いて龍飛岬の展望所へ。階段村道を登っていくのですが、ここ、市町村合併三厩村から外ヶ浜町になっていたような…。途中には、過去の青函連絡船を導いてきた龍飛崎灯台が。

 展望所から見る景色。遠くに見える陸地はもちろん北海道です。晴れ渡り気温も心地よく、突き抜けるような爽快感がありました。いい場所です。

 そして最後にもう一つのビッグイベント、階段国道こと国道339号線の階段部分にチャレンジします。すっかり観光地化されています。しかし、ツアーバスの客でここを降りようとする人は誰もいませんでした。

 ジャイアンツ球場に至る巨人への道を思い出してしまう規模です。下ってから登ります。

 遠くには海、真下には折り返して続いていく階段。なかなか見られない景色が続きます。

 下まで降りると、なんと民家の軒先を抜けていく道に。これも国道です。

 階段もビックリだったのですが、この家の間をすり抜けていく生活感溢れる小さな道が国道であることが衝撃的でした。そして、今度はひぃひぃ言いながら階段国道を一段一段登っていくのでした。膝のダメージ、翌日まで抜けませんでした…。

十和田観光電鉄線(三沢〜十和田市14.7km)


 三厩を後にし、蟹田から新青森へ。そして新青森からは東北新幹線七戸十和田へ向かいました。そして七戸十和田から一般の路線バスに揺られること約30分。今回の旅のもう一つの大きな目的地、十和田観光電鉄の終着駅、十和田市駅へと到着しました。年度内で廃止が決まっている十和田観光電鉄、廃止の前に乗っておかねばとやってきたのです。

 既にテナントが抜けかかっている商業施設から、連絡通路を通って連なっているという特殊な構造をした駅でした。平日の夕方だったこともあり、学生の乗客が20人ほど。

 車両はよく見る東急系の車両だと思います。電化60周年のメモリアルイヤーでの廃止決定となってしまいました。がんばろう東北の文字が、寂しく映ります。

 路線は十和田市から三沢へ突き抜ける一本道。途中の時間表示からも推測できますが、柳沢まではある程度民家が見える区間で、三沢までの間は山を抜けていくような感じになっていました。乗客は学生を中心としてですが入れ替わりが激しく、最終的には延べ60人は乗っていたでしょうか。これだけ見れば廃止しなくてもと思ってしまいますが、横を道路が通っている区間も多く、代替バスで運行しても問題がなさそうな場所だな、というのが正直な印象です。

 そして、運賃も高いんですよね…。学生定期以外の需要喚起が難しい路線だなと。


 終点の三沢に着いた頃には、すっかり辺りも暗くなっていました。学生たちはここから青い森鉄道へ乗り換えていく子も多かったですね。歴史を感じさせてくれる駅舎であり、生活に密着していた路線だというのもよく分かりました。整備、清掃も行き届いており、こういった路線が歴史を終えなければならないことは、率直に寂しいの一言です。
 乗車を終えて、三沢駅から青い森鉄道で青森に戻ろうと思っていたら、なんと車両故障の影響で二時間以上の遅れが発生という悲惨な状況。乗り継ぎの都合上、ここで足止めされているとアウトです。待合室で他に三人の同じ環境の人を見つけて、タクシー相乗りで八戸駅へ向かう緊急事態となりました。

 そして新幹線で折り返した新青森駅。ここからは寝台特急日本海で、一気に大阪まで行くのです。当初の予定では秋田の乗り鉄をする予定だったのですが、大阪大学での原由実沼倉愛美トークショーに当選してしまった以上、行かなくてはならないのがプロデューサー。翌日のイベントレポートに続く。

私鉄乗車記録

  • 今回乗車キロ数:15.5km
  • 通算乗車キロ数:5125.1km
  • 私鉄未乗キロ数:2384.3km

丹下桜さんのハロウィンライブに行ってきた

 前回からたった一ヶ月ちょっとでやってきた桜さんの秋ライブ第二弾。今回はハロウィンライブとなり、いつもと趣向を変えた構成に。そして、神が降りた。

10/30 丹下桜 LIVE・SAKURA@SUNPHONIX HALL


 会場に入ると、いきなりのサプライズがお出迎え。普段はファンからの花しかない会場なのですが、CLAMPフェスでの共演後だったこともあり、なんと岩男潤子さん、そしてCLAMPさんから花が。これはビックリしましたね。時を経ても気持ちは繋がってるんだなーと、暖かい気持ちになりました。
 前回のライブで、次回はハロウィンなので何か小さくてもいいので仮装して来てくださいね、仮装しているとお菓子あげますよーと案内されていました。自分も何かやろうかなと思っていたんですが、暇も無かったので準備してないまま出発。しかし、雨がパラパラ降ってきたので途中に傘を買いに寄ったダイソーで、ハロウィンコーナーを発見。せっかくだしなと100円の魔女の帽子を買ってきていました。お菓子を無事に貰って中に入ったのですが、これが後々まさかの幸運を呼び込むとは…。
 そしてライブ開始。You Are My Destinyから秋の曲を続けていき、小休止といった所で、桜さんのハロウィングッズ争奪、仮装コンテストが開催。桜さんのお題に合ってる人だけ残っていくルールで、賞品は桜さんが持っているハロウィングッズと、直筆のメッセージカード。仮装してないと参加できなかったので、ダイソー仕入れていて正解でした。そして、二回戦目で奇跡が起きます。

 これで残ったのは4人。たまたま魔女帽を選んだことといい、席番号が偶数だったことといい、奇跡的な生き残り方です。最後は桜さんとじゃんけんと言われ、弱い自分は一瞬がっくり来ていたのですが、あいこだったら勝ち残りと告げられ俄然やる気に。そして初手でパーを出してあいこ成立、会場の盛り上がりで、勝ち残ったのが自分だけだと知りました。そこからは同行していた中学からの友人曰く、「お前があんなに動揺していたのは滅多にない」とのこと。名前を聞かれたので堂々と本名を名乗り、いただいてしまいました。信じられません。

 こちらがそのハロウィングッズとメッセージカードのセット。グッズも後々まで残せそうなものであり、揃えて家のデスク脇に飾りました。サインをいただいたことはあったのですが、名前も含めて書いてもらえたのは初めてですし、こういったカードにボールペンで書かれた形はとても暖かみがありました。家宝にします。
 その後は四回戦では仮装コンテストになり、大いに盛り上がりました。隣にいたのがとりわけ目立っていた馬の人でもあったので、より一層面白かったです。いつものライブ形式からたまには、観客も参加する形で盛り上がるのもいいですね。
 ライブが再開されましたが、興奮が収まらないまま2曲ほど聞いてた気がします。MEMORIAL SAVERとか久しぶりでしたが、いい曲ですね。絵本朗読コーナーは、今回は子供の道徳のお勉強的な内容の本。短めでしたがなかなか面白かったです。 Try!も生で聞くと実に良い曲でした。今回の選曲は緩急自在といった感じでしたね。
 そして最後はお約束のアンコールですが、Thinking Of Youが来ました! この曲は昔から桜さんの曲の中で特に好きな曲で、様々な思いが蘇ります。去年の秋ライブでも歌ってくれたのですが、一年ぶりの生歌に改めて感動していました。告知コーナーでは、冬のアニメにも出番がありますと嬉しい話も。声優活動としても、この一念ですっかり軌道に乗って来ましたね。
 今回のライブは、大好きな曲を歌ってもらえ、思わぬ宝物もいただけ、最高の内容でした。15年間ファンを続けてきていて本当に良かったものです。

10/29 ヤクルト−巨人(明治神宮野球場)

 せっかく関東でクライマックスシリーズをやってくれ、さらにヤクルトのファンクラブに入っているのでチケットも買えるならば、そりゃ見に行くしかないじゃない。クライマックスシリーズファーストステージの第一戦に行って来ました。

この一戦に賭ける気持ちの強さ S3-2G


 この日はまったり観戦モード。ヤクルトファンとソフトバンクファンと楽天ファンの自分で内野席に陣取りましたが、これがかなり前でなかなか良い場所に。ブルペンの待機場所の上の辺りで、ブルペンの投手運用が分かりやすい場所でした。

 そういえば、昼間は六大学野球早慶戦が。そんなわけで、内野の上のフェンスには両チームの応援ボードがそのままに。この中でプロ野球をやるのも新鮮な光景です。

 審判のラインナップが発表された時に衝撃走る。CSなので線審ありなのですが、なんと目の前にあの栄村が…。ガムくちゃくちゃしながらのジャッジでした。線審ならあまり問題はなかったのですが、この後三塁→本塁と侵略を続けていくのでした。おおぅ…。

 この日はヤクルトファンが本当に入っていました。10年前、近鉄との日本シリーズの時にはレフトスタンドから観戦していたのですが、その時よりも入っていましたね。しかも外野席が全席指定で売られていたため、いつも以上に声出し応援をするゾーンが広いのです。それにより、声量もよく出ていました。こういったホームの空気を作れる順位でフィニッシュできたことは、特にヤクルト巨人という組み合わせを考えると、大きな意義があったと思います。
 試合の方はヤクルト館山、巨人澤村の投げ合い。状態そのものは館山の方が悪かったと思うのですが、得点圏にランナーを何度も背負っても、最小の1失点で凌ぐ粘りのピッチング。ここぞの集中力が光りました。そして澤村に序盤に飛ばしすぎたツケが出てきた5回に2死から一気の三連打で同点に追いつき、澤村を引き摺り下ろした6回にエラー絡みから勝ち越します。立役者はレギュラーシーズンでは脇役だった森岡に藤本というのが、勢いを示していました。いい試合です。

 そして何よりこの試合のMVPは村中でしょう。度胸満点の3回2/3をソロ一本に抑えるピッチング。特にテンポの良さと四球を出さないコントロールが素晴らしかったです。シーズン終盤には調子を落としていた村中を、ここぞで巨人戦用のジョーカーとして使ってきた小川采配は見事でした。今回のCS全体で、小川采配は誤りもありましたが、終始攻めの采配に徹して、後悔しないように動き続けていました。そういったこのステージに賭ける気持ちが、結果に出た部分はあったと思います。
 CS独特の選手起用、緊張感、雰囲気。大変満喫できました。質の高い野球を見れた満足感と、ここにひいきチームがいない寂しさを感じながら、今年の最後の野球観戦は終わりました。

観戦成績

  • 今期39試合目

10/25 ヤクルト−広島(明治神宮野球場)

 カープの関東最終戦は、2011年プロ野球のレギュラーシーズンを締めくくる試合に。石井弘寿引退試合でもあり、見送り人としての仕事も全うしようと行って来ましたが、まさかこんな試合になるとは…。

サヨナラ2011年の広島野球 S2x-1C


 球場に着いたのは4回裏。既にカープファンはすごい数になっており、レフトのポール際というかなり端での観戦に。相変わらずカープファンのモチベーションの高さは凄いものがあります。マエケンがノーヒットに抑えており、今日は調子いいですねーなんていいながら見ていましたが、まさかこれが9回まで続くとは。
 5回のインターバルの時間で、今期限りの退団が発表されて帰国している、ガイエルからのビデオメッセージが流れました。広島ファンの自分からしても、独特の魅力にあふれた素晴らしい外国人選手だったガイエル。帰国後にこういった形でもファンに挨拶しようとする姿勢は素晴らしいと思います。場内も大きな拍手に包まれました。


 ビデオメッセージ、字幕がついていたので写真に収めてきました。一部ボケてしまいましたが、これで全てだったかと思います。
 試合は両者淡々とした攻撃でサクサクと進みましたが、6回にヒット→バント→松山タイムリーで先制。自分が見に行くと松山が活躍してくれることが多いですね。ロマンあふれる左の生え抜き長距離砲でもあり、来期にかなり期待しています。

 そして7回表にこの日で引退となる石井弘寿が登板。自慢のスピードボールはなく、MAX130km台でのストレートでしたが、三球をなかなか良いコースに投げ込んでいました。全盛期の石井弘寿は何度も神宮で見ていたんですが、五十嵐を含めて、全く打てた記憶がありませんね。故障で晩年は残念な形になってしまいましたが、高卒生え抜きで日本代表クラスまで上り詰めた、名選手でした。

 こうなってくると後は、マエケンノーヒットノーランに興味は集中します。7回あたりから明らかにスタンドの空気が変わって来ました。8回からは一球一球への歓声が、普段の1アウトくらいの大きな盛り上がりに。自分自身、人生の大きな夢として生でノーヒットノーランをひいきチームが決めるということがあります。ガトームソン楽天ノーヒットノーランされてから、ようやく訪れたリベンジの機会だと、異常な興奮でした。長いこと現地観戦をしていますが、味方の攻撃がさっさと終わって欲しいと思うのも初めての体験でしたね。
 そして9回裏1死まで、やってきたのです。

 打者には途中から守備で入っていた藤本。直前にホワイトセルを抑えていたこともあり、ちょっと見ている方としても気が抜けていました。そこで放たれた流し打ちの打球はギリギリラインの中に落ちるレフトへのツーベース。大きな悲鳴と共にノーヒットノーランは夢と消えました。それでも25のアウトまでのノーヒットは立派なものでした。ただの消化試合をこれだけ熱い試合にしてくれたことには感謝、感謝です。しかし、そのまま一気に攻めこまれサヨナラ負けするのは予想外だったよ…。序盤は踏ん張りながらも最後に完全に息切れという、ある意味、今年のカープを象徴するような試合でしたね。

 最後には石井弘寿の引退セレモニー。目に涙を溜めながらも、しっかりと前を見据えての力強い声が印象的でした。そして驚いたのが、神宮でのヒーローインタビューの経験が一度もないとのこと。目立ちにくい中継ぎのポジションではありますが、まさかヒーローインタビュー経験がなかったとは。最後の最後に、素晴らしい挨拶でした。残ってる広島ファンを気遣う台詞も、ありがとうございました。

 これで今年のひいきチームの観戦は終了となりました。例年より長いシーズンになりましたが、生観戦としてはやり切れた一年でした。そして、二年間着用してきた川口盛外ユニフォームも、戦力外に伴いラストゲームとなりました。一度一軍で投げている姿を見たかったのですが、こればかりは仕方ありません。昨年由宇でサインをもらったときに、ユニフォームを見て本当に喜んでもらえたのが強く印象に残っています。これからは球団職員として、カープを支えて貰いたいです。

観戦成績

ゲーマガフェスにme to me応援しに行ってきた

 アイステお渡し会の余韻がまだ残っている中、中1週でぬーぬーイベントが到来! 今回はゲーマガユニットme to meとして、原由実沼倉愛美ゲーマガフェスへの出演。名前の通りフェス形式のように出演者もいろいろなイベントなので、非常に新鮮でした。

10/22 ゲーマガフェス@恵比寿LIQUID ROOM


 まずはゲーマガフェスの出演者ですが、はらみーとぬーぬーのコンビであるme to meの他には、中野風女シスターズ、ニコニコの踊ってみたで有名らしい女性四人ユニットのDANCEROID、歌ってみたで有名らしい男性二人ユニットのコラーゲンボーイズ、同じくソロの蛇足というラインナップ。ゲーマガのウメちゃんが呼びたい人呼んでみた感じであまり統一性はないので、客層もそんな感じ。男女比もほぼ半々くらいだったでしょうか。
 この日のチケットは整理番号20番台という奇跡的な良番号。開場がかなり遅れて30分押しになり、待機場がカオスな状態になっていましたが、入ってみるとなんとか最前列の端っこを確保! ぬーぬーの舞台を最前列から見れるのは本当に久しぶりなので、高まりました。アイマスで見る顔、多かったですね前の方。
 まずはオープニングアクト中野風女シスターズが出てきたのですが、ダンスパフォーマンスのレベルが高くてびっくりしました。そしてこの日のある意味もう一つのお目当てであった、浦えりかさんのキレキレのダンスには目を奪われましたね。浦さんは2月のぬーぬーの初舞台、チョコレートガールズ2で、アズキガールズ4姉妹として姉妹役でぬーぬーと共演されていました。あの公演もかなりの回数見に行っていたので、個人的に非常に思い入れが深かったのです。そんなわけでこの日はアズキガールズのTシャツで参戦していました。ちなみに回りに偶然2人ほどおり、アズキTシャツゾーンができてたのは面白かったですね。そして舞台での全員集合のところから、仲良く浦さんと絡み、キスなんてしちゃってるぬーぬーを見れて盛り上がりました。これが見たかった! はらぬーもいいけどうらぬーもいいぞ!
 今回のイベントは二部構成になっており、第一部は出演者がゲームするの見て盛り上がるパート。コナミKinectダンスゲーム、Dance Evolutionでぬーぬーが登場。いつものようにかっこイイダンスを決めながらも、途中で一瞬踊りの連続性が飛んでしまってあたふたしている姿が可愛かったですねー。それでもA評価を叩き出すあたり、さすがアイマスダンス部です。次の蛇足さん7番勝負となったバーチャファイターにははらみーが登場。ガチャプレイするんだろうな…とは思っていたのですが、レバーは常時ガチャチャに加えて、ボタンを手のひらで連打という斬新なプレイスタイルを披露。会場大爆笑でした。それでも一瞬相手を追い詰めたシーンもあって熱かった。そして7人抜きで締めるはずが、最後に負けた蛇足さんはある意味美味しい。
 続いては初音ミクDIVAだったのですが、出演者がプレイしてる横で、me to meでカバーした曲をはらぬーが歌うコラボは良かったですね。この曲は事前公開のセットリストに入ってなかったので、嬉しい追加でした。そしてステージ上でUO持ってヲタ芸を打つ司会者と、私ヲタ芸好きなんですと言って打つ浦さんのパフォーマンスは爆笑。相変わらずやりたい放題です。次はコナミDance Evolutionチームが開発中の新作のプレイがありましたが、ここはもう浦さんオンステージ状態。脚を使うわ回転を決めるわと自由自在なパフォーマンスをしながら、画面上の指示をクリアしていくのは圧巻でしたね。いいもの見せていただきました。
 ゲームパートの最後はアフレコゲームの「しばいみち」ですが、ブックオフで300円で買ったそうです。ぬーぬーは女子高生と家庭教師の先生のシチュエーションで女子高生役をやりましたが、文字が流れてくる速度も速いのに感情はキッチリ乗っているわアドリブまで挟み込むわ、さらには身振りや表情の変化もステキで、改めて素晴らしい声優さんだなと思いました。しかもかわいい女子高生役とか反則ですね。そしてはらみーは町娘と悪代官というシチュエーションで、なんと悪代官役を披露。相変わらず男前な男声の演技を見せていましたが、途中であえて切り替えて、いつものはらみーボイスで演技をし始めてこれが面白かった。スイッチ押すような感じで切り替えれるんですね。さらに間違ったあと小声で、いつもの「はやー」が漏れていたのはステキでした。はらみーもすげえや。
 第二部はお待ちかねのライブパート。まずは各ユニットがソロ曲を一曲ずつ歌いましたが、この辺りで前方ブロックである流れが。それぞれの目当てのユニットが違うので、自分の目当てのユニットではない所では頭を下げて見えやすくなるようにしたり、近くにいれば前に一時的に入れてあげるといった動きです。男性陣の時には、最前列が綺麗に女性ばかりに切り替わったりもしていました。自分も参加したのですが、こういった心遣いが自然に起こるイベントは良いなと思いますね。
 そしてお待ちかねのme to me初披露のshow time!はらみーとぬーぬーが、お互いのイメージカラーも意識したお揃い色違いの衣装で登場。そして何よりも素晴らしかったのがダンスの完成度。二人で手を取り合ったり、お互いを後ろから抱き締め合ったりと、相当練習を積んでないと考えられないダンスの高さには感動しました。こういったどんなイベントでも全力で準備してくれる姿勢が大好きですね。目線の動かし方などの息もピッタリで、二人で絡む振りが多くて、歌声も綺麗に重なりあって、言うことのないパフォーマンスでした。
 各グループのパートがひと通り終了したら、ここからはコラボレーションの時間。DANCEROIDとのコラボでのスーパー☆スターはすごい盛り上がりでした。元々歌いながら踊るパフォーマンスには定評のあるはらぬーのバックに、すごいキレと表情で激しいダンスを決めるDANCEROIDがいれば、そりゃ映えますよね。気持ち良くサイリウム振って飛んで、さらに歌のコール部分で声を出してと、最高に気持ちの良い時間でした。この曲歌ってる時のぬーぬーの跳ね方はとてもかわいいのです。そしてさらにDANCEROIDの踊ってる曲をme to meが歌うというコンセプトで、First Kissを作曲のSAMFREEさんも加わり披露。事前セットリストで出ていたので予習もしていたんですが、スタンダードなリズムの盛り上がり曲で、会場もすぐに統制の取れたいつもの感じになりました。この時はメインがDANCEROIDという見せ方だったので、はらぬーは脇で歌っていたのですが、キーボードのSAMFREEさんに絡んで行ったりと積極的に見せるアクションをしてくれたぬーぬー、さすがです。
 その後は男性ボーカリスト中心のコラボステージが続くのですが、男性ボーカリストの皆さん、男の客が乗ると超嬉しそうなんです。前にいるなら全力で全員行って盛り上げないと、という暗黙の了解が周囲で統一されており、手を抜かずに頑張って手を振りコールしてると、何回か嬉しそうに目が合ったような…。これは喜んでいいのかどうなのやら。そしてコラボの締めの中野風女シスターズの時には、目の前のポジションに浦さんが登場。アズキガールズのTシャツで全力やってたら、凄く嬉しそうにこっちを見て手を振ってくれました。アズキTシャツゾーンの熱い思いが通じた! コラボが始まってからは会場の雰囲気も非常に熱くなり、ステージが全体的にフリーダムな感じになり大盛り上がり。ステージの脇でDANCEROIDのメンバーとそのダンスの先生がなぜかノリノリでダンスを決めていたりと、良い意味でカオスな状態でした。
 楽しかった約3時間も締めの時間に。なぜか最後は全員でルカルカ★ナイトフィーバー。出演者勢ぞろいで踊りながら歌うわけですが、ぬーぬーのダンスが完璧過ぎてビックリです。そしてこの時も目の前に浦さん、目が合うどころではなく全力で跳ねました。そして全員で記念撮影をしてフィナーレ。本当に楽しかったイベントでしたね。そういえば会場前列ではカメラ回ってたんですが、この映像どこかで使われるんでしょうか…。映ってそうで。

 終演後には直前で告知されていた物販のお渡し会。CDは両方持っているので、参加料としてとしてビッグタオル買ったんですけど、これどう使えばいいんだろう…。しかしそれで、中1週でまた直接お話できるなら安いものです。衣装やアズキTシャツなどの話で盛り上がり、今回もうまくできたかなと思います。間近でファンとしてお話ししても、二人ともラジオなどのいつもの感じなんですよね。そして物販とお話を終えて興奮も醒めやらぬまま、上のフロアにロッカーの荷物を取り出しに行った後にサプライズが。早めに終えた中野風女シスターズの皆さんが普通に階段を上がってきて控え室へ。その時浦さんがこちらを見つけて笑顔で、お疲れ様でしたーと声をかけて、笑顔でこちらも挨拶しました。あの熱かったチョコガ公演の、アズキガールズの魂は皆まだ消えてないですね。それがとても嬉しかったです。

 初め告知されたときはどうなるんだろうと思っていたイベントでしたが、終わってみると文句なしの神イベントでしたね。ウメちゃんもまた今後もやっていきたいと話していましたし、ぜひまた第二回第三回とゲーマガフェスを続けて、同時に看板としてゲーマガ発のユニットme to meを呼んでいただきたいものです。そしてできれば今回聞けなかったGravity=Realityを披露していただければ…!