3/20 DeNA−楽天(横浜スタジアム)

 休日開催では関東で唯一となったオープン戦。開幕に向けた応援の最終調整といった感じの試合でした。

楽天の野球を見れる喜び E1-3F


 DeNAベイスターズに変わってから、ハマスタに行くのは初めて。というわけで、球場周りをぐるりと一周してみました。

 グッズショップには新しい球団ロゴのグッズが並び、チーム名の表記もDBへ。しかし、前々日に発表されたマスコット、DBスターマンの姿はなく拍子抜け。捕獲しようと思っていたのですが。球場の中については、ほぼ何も変わりがありません。名球会入り選手のプレートも、場所を変えてはいましたがしっかりありました。

 こちらがDeNAの新ユニフォーム。球場で見ると、昔のベイスターズの雰囲気が残っており、とてもハマスタに映えますね。発表時から良いデザインだと思っていましたが、一層強く思いました。

 ハマスタの名物でもあるリリーフカーも、突貫工事でしっかりとDeNAにリニューアルされていました。リリーフカーが残っていたことが嬉しかったですね。
 関東常連組に挨拶をしながら外野席へ。試合前のアップでは、頓挫が伝えられていた田中も明るい表情でキャッチボールをしていて一安心。この時期は選手の上げ下げも公式には発表されないので、練習中の選手チェックは欠かせません。
 試合前もこれまで通りの進行で、スタメン発表と同時に1-9をやってプレイボール。ビックリしたのは楽天の先発加藤大輔。リリーフデーにするのかなと思ってみていたら、4回まで投げて、しかも準パーフェクトのピッチングとはさらにビックリです。谷間の先発要員としてもカウントして良いくらい、内容も良いピッチングでした。
 打つ方については、打った瞬間にホームランとわかる完璧な当たりを放ったテレーロが目立っていました。守備位置につくタイミングであったり、ホームランの後であったり、天を指差すポーズが妙に決まっています。守備のセンスに乏しいのは相変わらずですが、いいキャラはしているので暖かく見守りたいですね。また、引っ張っても流しても強い当たりが出るようになった聖澤や、代打でしっかりと結果を残した中島、中村真人の二人も良かったです。中島は勝手にファール判断をして、走塁死してしまったのはいただけませんでしたが。
 この試合、一番印象的だったのは、サードに渡辺直人が入ってから。慣れない三塁守備に苦戦し、いきなりからまずい守備。そしてタイムリーエラーで点が入った時には、楽天が得点したにも関わらずトランペットに合わせてとりあえず手を叩いているだけでテンションの低い外野席。自分も万歳三唱はできませんでしたね。松井稼頭央が開幕絶望となり、手薄過ぎるショート。冷静に球界を見渡しても、今楽天に最も適した人材は渡辺直人なのです…。

 試合の方は途中、小山伸一郎が相変わらず不安定な投球を見せてくれたことを除けば、投げるも打つも非常に良い一日でした。気分良く球場を後にし、May'nの横浜アリーナライブに向かったのでした。

観戦成績