7/22 マツダオールスターゲーム 全セ−全パ(ナゴヤドーム)

 楽天イーグルスという球団が誕生してから、毎年必ず足を運ぶことにしているオールスター。今年は関東では千葉マリン開催があるし楽勝だなーと思っていたら、仙台開催が入ったことによる日程変更でアイマス大阪ライブと見事にバッティング。そうなるともう、前日から名古屋入りしてナゴヤドーム開催見るしかないじゃないですかー。というわけで、三年連続のオールスター遠征となりました。そういえば二年前もインフルエンザでド平日に振替になったアイマス大阪ライブから、広島のマツダスタジアムのオールスター行ってましたね。まるで成長していない…。

気持ちのこもったオールスター C9-4P


 オールスターへの参加については、7年連続の8回目。近鉄ファン時代の2003年の千葉マリンスタジアム(阿部ちゃんの打席がない)から始まり、楽天ができてからは2005年西武ドーム(礒部タイムリー)、2006年神宮(ホセしかいない)、2007年東京ドーム(着いてからヒット見れず完封負け)、 2008年横浜スタジアム小倉優子音楽隊と日高ホームラン)、2009年マツダスタジアム(二次会中に大雨)、2010年ハードオフエコスタジアム新潟(山崎大爆発)とたくさんの思い出があります。近年はオールスターで楽天ファンを見かける数も多くなり、徐々にパ・リーグの一員として定着してきたことを実感します。

 今年は、試合前にマスコットやチアが12球団勢ぞろいしてのステージがあったので、まずはその時間に合わせてナゴヤドームに到着。中日の石黒広報の挨拶から始まりましたが、これが良い挨拶でした。震災などが起こり野球界としてどうすべきかを考えた結果、 12球団が一同に介してこれまでにないものを作り出そうとなったこと。そしてそのための旅費などで経費は全部吹っ飛んだので、タレントを呼んだり豪華な始球式をしたりはできなくなったが、これが今回のホームチームである中日、ロッテ、楽天の三球団を中心に考えた結果であるというお話でした。しっかりと筋の通った、とても良い考え方だと思います。やはりプロ野球だからできることにこだわって、野球ファンを喜ばせてくれるイベントであって欲しいものです。

 そしてステージは約1500人くらいが取り囲んで見守る中開演。各球団のチアのパフォーマンスと、マスコット全員集合でのショーという構成でしたが、二時間全く飽きることなく楽しめました。チアが存在しない阪神はラッキーちゃんが来たり、広島についてはホームランガールが来てCCダンスをやったりと、各球団がこのイベントに協力するために知恵を絞っていたのがよくわかる構成でした。チアは各球団比較してみると、中日、巨人、ロッテ、楽天の4球団が成熟していましたね。

 そしてマスコットのコーナーでは参加型イベントとして、各球団のマスコットのここが好き!という点をファンに挙げてもらうなんてイベントをやったのですが、トップバッターが楽天クラッチ。わざわざド平日の昼間にナゴヤドームに来てる楽天ファンなんてほとんどいないわけで、数十秒何の反応もない嫌なムードに。せっかくのイベントだし協力しないといかんなーと思い、挙手してクラッチ褒めてきました。クラッチ超いいジャンプして喜んでくれました。その後はイベントも比較的スムーズに流れて行ったので良かった。

 最後は nobodyknows+が歌う中12球団のマスコットが入り乱れるというカオスなお祭りになり、ステージは終了。あっという間に二時間も経っていました。こういった試みはネット上でマスコットやチアのパフォーマンスを見れる時代にはマッチしていると思いますし、会場も本当に盛り上がっており、素晴らしい企画だったと思います。ここには載せきれなかった写真については、こちらのフォト蔵にてどうぞ。
 すっかりステージを満喫してからは、食料を仕入れてレフトスタンドへ。ちょうどホームラン競争が始まるところでしたが、席の周りがグローブをつけて待ち構える人らで埋め尽くされていて、もうちょっとしっかり見たかったなぁと。オールスターらしく、各球団のユニフォームが入り乱れている景色は楽しいですね。そして今年も、近鉄のユニフォームを着ているファンもちらほら。我が家の奥にもまだ眠っています。まずは高齢の野球殿堂入りのセレモニーから始まりましたが、落合監督のらしいコメントが実に良かったです。

 そしてセレモニーへ。芸能人などに頼ることなく、12球団のマスコットとチア、そして被災地の子供が主役となるセレモニーであり、テレビ局やタレント主導の時には退屈になりがちなんですが、こういう形なら飽きません。

 そしてトラッキーと一緒に試合に向けたアップをするマートンに萌えた。
 試合の方は序盤はパ・リーグが効率良く点を取っていき気持ち悪いくらい良い滑り出しだったわけですが、5回に登板した武田勝が一発攻勢にあって大炎上。名古屋での開催なのでレフトスタンドはセ・リーグというか中日ファンも多く、大変な盛り上がりの中でがっくりしていました。しかし応援は盛り上がった。各選手の応援歌はもちろん、盛り上がるチャンステーマなど、普段は反対側の外野スタンドから眺めるしかない応援を一緒にできるのがオールスターの醍醐味。特に 6回の攻撃でのダイエー時代の応援歌が流される井口(リードはロッテ応援団)→山崎応援歌→T-岡田にタオルダンス→松田に鷹の道→中田にチキチキバンバンという流れは最高に盛り上がりました。この回の攻撃終わったところで既に充実感すらありました。いい汗かきました。点も入ればもっと良かったんですが。

 途中のグラウンド整備の時にはマスコットが入り乱れてショーをやったりと、終始12球団の一体感に溢れた演出で、とても気持ちの良いオールスターでした。負けて二次会ができないのはちょっと悔しいところでしたが、オールスターの楽しさは今回も十分に満喫できました。来年は神宮での開催予定があるので、また来年も行きたいですね。

観戦成績

  • 今期23試合目
  • 次回 7/27:明治神宮球場 ヤクルト−広島