乗りつぶしの旅7/10 〜謎のディーゼル車両と美しい山の景色〜
ライブも楽しく終わって名古屋で一泊。せっかくなので翌日はなかなかアプローチが難しい、岐阜県の明知鉄道などを巡ってきました。
名古屋市交通局2号線名城線・名港線(大曽根〜名古屋港14.9km)
まずは地下鉄から。名城線から伸びる、名古屋港までの路線。たまたま乗った車両がイオンとドラゴンズのコラボ広告車両で、ドアにはドアラの姿も。日曜朝ながら乗客はそこそこ乗っていましたが、徐々に降りていく感じでしたね。
名港線に入って10分とちょっとで名古屋港へ到着。終点まで乗っている客はまばらでした。
名古屋市交通局6号線桜通線(中村区役所〜徳重19.1km)
名港線を折り返して名城線に戻り、新瑞橋から桜通線へ乗りまずは徳重へ。延長された区間については駅も実にきれいで、さらに駅ごとにイメージカラーなんかもついていておしゃれでした。
そこから中村区役所行きに乗ったのですが、地下鉄で車窓もないしと思ったら爆睡。終点で車掌さんに起こされるという展開に。あわや車庫まで乗り潰してしまうのでした…。
東海交通事業城北線(勝川〜枇杷島11.2km)
名古屋に戻り、JRで枇杷島へ行き、時刻表を見てなんだこの路線はと悩んだ東海交通事業城北線へ。名古屋の隣駅から発車するのに、1両のディーゼルカーというまさかの運行。
時刻表も一時間に一本というこの男らしさです。枇杷島を発車するときの乗客は、わずか2名でした。
車内の運賃表もこのシンプルな構成で、名古屋の市街地を見下ろす豪華な高架線を、1両のディーゼルカーが駆け抜けていく実にわけのわからない路線でした。乗客は微妙に入れ替わり、のべ15人程度は乗り込んだでしょうか。
そしてあっという間に着いた勝川駅。この立派な高架のホームに、やっぱりこの1両だけが佇む光景は、いろんな乗り鉄をしてきましたがあまり記憶にない絵でした。
地上に降りたらこの駅の案内である。すげぇよ…。
明知鉄道明知線(恵那〜明智25.1km)
そして勝川から中央本線にのんびりと揺られて岐阜へ突入し、恵那まで到着。今回の旅行のメインミッションである、明知鉄道です。JRに併設する形でホームがありました。
この日に乗るのは急行大正ロマン。5,000円払えば寒天懐石のお弁当を食べれる食堂車に行けたんですが、さすがに男の一人旅で乗り込む勇気はなく普通車へ。
普通車は自分以外には鉄道オタクの熟年カップルが1組だけ。食堂車ももちろん観光客なわけで、地元客0での出発となりました。
しかし明知鉄道、車窓が素晴らしかったですね。山道を登っていき、勾配日本一、二の駅があったりする路線なのですが、山の景色とそれが開けたところののんびりとした田舎の風景の移り変わりがとても楽しかったです。岩村城という城があったりと、昔から栄えていた場所でもあり、歴史を感じさせる景色が多かったですね。川との合わせ技ではない純粋な山の風景が好きな人なら、きっと気に入るであろう路線でした。
そして一時間弱乗って終点の明智駅へ到着。銘菓のカステラを売るおじさんがいたりと、なかなか観光面も頑張っていました。到達が面倒な盲腸線の路線でしたが、非常に満足度が高かったですね。
最後にフリーきっぷとついでにいただいたバッジ。こういった心遣いも嬉しかったです。
これにて名古屋遠征ついでの乗り鉄は終了。来週は福岡ライブ、というわけでまたいろいろ足を延ばす予定です。
私鉄乗車記録
- 今回乗車キロ数:66.3km
- 通算乗車キロ数:4414.4km
- 私鉄未乗キロ数:3095.0km