乗り潰しの旅11/22 〜公録帰りの南海完乗、伊丹空港への旅〜

 前日に引き続きの乗り鉄。この日は和歌山市駅スタートから、南海を乗りつぶしてモノレールを抜けて伊丹空港までの道のりを行きます。

南海電気鉄道加太線(紀ノ川〜加太9.6km)


 最後は案の定客一人であった。海沿いへ抜けていく路線ながら、加太駅手前でかなりの藪の中を突っ切り始めた時はびっくり。国民休暇村の最寄り駅らしい表示も。平日のせいか学生が多かった。

南海電気鉄道多奈川線みさき公園多奈川2.6km)


 私鉄公園駅としてありがちな駅舎のみさき公園駅から伸びる単線。短い路線ですが利用客は多く、近隣住民の脚として活躍している感じでした。多奈川駅はなかなか趣があります。

南海電気鉄道和歌山港線和歌山市和歌山港2.8km)


 港の駅にありがちな、朝晩の特定の時間帯しか電車が走っていない難攻略路線。和歌山港駅はこれでもかというくらいの港の脇にあって、なかなか素敵な眺めでした。

南海電気鉄道南海本線(難波〜和歌山市64.2km)

 和歌山市の方から最後は攻めきって攻略完了。さすが私鉄の根幹路線という感じで、途中に一旦人気のない県境を抜けながら、都市と都市とを結ぶ大事な路線でした。平日朝はさすがにラッシュになっていたので、あまり周囲の確認はできず。そして思わずタクティクスオウガをプレイ。

南海電気鉄道高野線汐見橋極楽橋64.5km)


 汐見橋から岸里玉出の間は、この区間だけ昭和の大阪な感じですごい。駅といい景色といい、映画のセットで使えそうである。

 汐見橋駅から出ると普通の大阪の風景なんですが。そして何かそのまま天界へ連れて行かれそうな、高野山極楽橋行きへ乗り高野山へ。

 終盤は霧に包まれた山間を塗って登って行き、車窓からも高野山来たぞ!ってのがはっきりと分かる幻想的で素晴らしい景色。これまで乗ってきた山の路線ともちょっと違った印象で、沿って大きな川流れてないからでしょうか。よくぞこんな道を切り開いたものだと、先人に対して敬意すら生まれます。

 そしてまた美しいのが極楽橋駅

南海電気鉄道鋼索線極楽橋高野山0.8km)


 ケーブルカーに乗って高野山へ。平日の昼間だったのに社内は満員で、関西方面の観光地としてはしっかりとステータスを確保していますね。ケーブルカーに乗った事自体が久しぶりだったのですが、記憶にある近鉄沿線のケーブルカーと比べると大きく、車窓も雲を抜けていくようで気持ち良いものでした。

大阪府都市開発泉北高速鉄道線(中百舌鳥〜和泉中央14.3km)


 その後は中百舌鳥まで戻って、こちらは都市近郊の路線として活躍している泉北高速鉄道へ。高架で栄えた住宅街の上を突っ切って行く感じの路線でした。そして非常に客が多かった。

大阪市交通局御堂筋線(江坂〜なかもず24.5km)


 戻ってひらがなのなかもずへと乗り換えを決めて、未乗区間である天王寺までを乗りつぶし。なんばから江坂までは散々乗っている路線でしたが、これでようやく完乗です。

大阪市交通局谷町線(大日〜八尾南28.1km)


 天王寺でクソ長い乗り換えを決めて、谷町線を潰します。まずは八尾南まで混み合った車内を立ちながら進み、折り返して反対の終点の大日まで。地下鉄なのでとりたてての印象もなく、ここでもタクティクスオウガやってた。

大阪高速鉄道国際文化公園都市線万博記念公園〜彩都西6.8km)


 そして大日からまずはモノレールに乗り換え。一旦門真市まで出て折り返して万博記念公園から彩都西まで。この辺りはすっかり生活密着型路線になっていますね。

大阪高速鉄道大阪モノレール線(大阪空港〜門真市21.2km)


 戻って再度の万博記念公園から大阪空港まで。この辺りは街の灯りがキレイでした。空港が近付くと、スーツケースの客が目立ちますね。

 そして伊丹空港に到着して今回の旅は終了。二日で250km以上乗り潰せました。お疲れさまでした!

私鉄乗車記録

  • 今回乗車キロ数:185.9km
  • 通算乗車キロ数:3027.3km