丹下桜さんのクリスマスライブに行ってきた

 一度行ってしまえば心のたがが外れてしまうタイプなもので、ようやく心に踏ん切りをつけて行ってしまった桜さんのライブからわずか2ヶ月で、再度ホイホイと行ってしまうのでありました…。中10年から中2ヶ月とはどんだけローテーション詰まってるのよ。

12/19 丹下桜 LIVE・SAKURA@SUNPHONIX HALL

 今回は番号が180番台後半ということで、200人がキャパシティの会場では後ろから2列目。とはいえ、全員着席でこじんまりとした会場でのライブだったので、視界的には全く問題なく楽しむことができました。
 時期的なものもあって、今回はクリスマスソング特集。桜さんの名曲はと聞かれると「プラチナ・スノウ」が出て来る自分としては期待せずにはいられません。入場前は連れと、果たして「1/2のシュプール」はやるのかなんて話題でひと盛り上がり。やらなかった。賭けに勝った。
 オープニングのメビウスの魔法から始まり、ラジオ関連の曲を除けば出るわ出るわのクリスマスソングのオンパレード。どんだけ歌ってるのよというくらいことごとくクリスマス。WONDER-NET時代の時間うさぎやら懐かしい記憶を蘇らせてくれる曲もあり、大体的な活動終了後の年表みたいな感じの構成でした。絵本朗読コーナーはアクシデントになっていないのに、桜さんが一人でアクシデントと勘違いする天然ミニシアターを披露して拍手喝采。そして盛り上がったところで満を持してのプラチナ・スノウ。この曲を生で聞ける日が来るとはと、こみ上げてくるものがありました。
 しかしこの日のクライマックスはその後。脳裏に染み付いて離れないイントロで「CATCH UP DREAM」登場!果たしてサイリウムもない、スタンディングする雰囲気でも椅子の配置でもないこの会場で我々はどう対応するのか。まさに試される戦士たち。結局昔コールをやっていた部分を大きな手拍子で、そして「キャッチアップ!」は右手を上げるというコンセンサスは自然と会場内で取れて行ったのですが、終わったときには汗が滲んでいた…。これは魔法なのか。アンコールのコールも「さくら」コールとなり自然と加速していく仕上がり切った場内。10年前を知る者は皆、心の奥に刻み込まれた記憶と戦い抜いていた…。
 アンコールはラジオのOP曲の「キセキ」で締め。この曲生で聞くとさらにいいですね。アルバム発売時に収録されることを願います。
 そんな感じでまったりと始まり、最後は心の熱いせめぎ合いとなった後傾ラップの90分は無事終了。次回も申し込もうと意見が一致したところでお開きとなりました。次はバレンタインの時期ってことは、「あなたのやりかたでだきしめて」来ますよね!