大阪大学のはらみーぬーぬートークショーに行ってきた

 年末進行でバタバタしており、すっかり溜まってしまったイベントレポート。今月前半の内に消化してしまいたいところであります。
 今回の大阪大学まちかね祭のトークショーは告知が急だったこともあり、念のため交通手段を確保して待っていたところ、当選メールが届いたのは旅行出発の三日前。こういう時って、当たっちゃいますよねー。というわけで先述の通りの青森旅行から、一気に大阪大学まで行って、はらみーぬーぬーのトークショーを見てきました。

 午後七時半に青森を発った日本海に揺られること15時間。やはりここでもその殆どをひたすら寝ていたわけですが、無事に大阪に到着しました。秋田県に入ったくらいから寝て、直江津の辺りで一回起きて、富山辺りでまた寝て、起きたら琵琶湖沿いを走っていた。そんな夜行列車でした。とりあえず大阪駅前で朝食を取ってから大阪大学へ向かいます。阪急に乗って阪急石橋駅から目指しましたが、駅から阪大のキャンパスが思いの外遠かった。さらに雨も降ってきており、二泊三日の大荷物を背負っている身には、なかなか大変な道のりでした。

11/5 大阪大学まちかね祭「原由実さん、沼倉愛美さんによるトークショー」@大阪大学豊中キャンパス


 そして到着しました阪大まちかね祭り。総合大学だからキャンパスがでっかいですね。単科大学歴史があるこじんまりとしたキャンパスの出身なので田舎者状態。雨に加えて呼び込みの学生も溢れており、活気は十分でした。
 やや迷いつつ教室へ着いたのですが、いつもイベントで見る顔の率が低いですね。さすが関西開催です。事前に質問コーナー用のアンケート用紙を貰いました。そして教室へ案内。大学の大教室らしく、かなりの傾斜があり見やすい会場でした。座席番号が200以降だったので糞席だろなーと思っていたら、50〜60番ごとにボックス分けされていて前から三列目という素晴らしい配置に。しかも、ぬーぬーが立っているサイドで文句なしでした。

 一時間弱のんびり待機してイベント開始。進行はサークルの代表の学生の方とアニプレックスの高橋ゆまさん。アニマスの扱いのイベントってことですね。ぬーぬーの服装は上にブレザーっぽいのを着た、学生服のようなイメージでした。会場の客にどこから来たかという質問がありましたが、関西率が8割くらい。現地の人が多いのを見ると、関西での開催は価値がありますね。以降は自分にとって印象に残ったところをピックアップして。
 思い入れのある曲はという質問で、オーバーマスターについて熱く語るぬーぬーはステキでした。何度も収録していく中で成長も実感できた曲だそうです。自分もこの曲を聴き込んで、はらみーやぬーぬーへの興味を深めていった曲です。そして実際に生で見て評価が不動のものとなった曲だったので、印象深いんですよね。

 アニメの収録についての話になると、なんとはらみー画伯が収録風景を黒板に書き出しました。なかなか素晴らしい絵なのですが、真っ先に書き始めたのはお菓子置き場でした。さすがはらみー。他にも、対角線上にショートパンツ姿のぬーがいて萌えたはらみーがミンゴスに教えたら「とうに見てるわ!」と返された話など、アイマスガールズらしい裏話が聞けて面白かったですね。
 響を演じるときに心がけていること、でのぬーぬーの答えには実に考えさせられました。アイマスはキャラと中の人がシンクロしすぎて設定など同化していくが、その中でも家族構成や幼い頃の経験など決定的に違う部分があるので、自分の感じたままを出さないように響ならどう考えるかについて考えて、その上で響を演じることを心がけているとのこと。個人的には凄く納得させられるお話でした。各媒体での記事などを見ていると、キャストの皆が大なり小なり、アイマスの仕事を初めて数年経ったあたりで、キャラと自分の切り分け方という疑問にぶつかったことがあるような気がします。そこをしっかりと考えて乗り越えたんだなぁと。そう真剣に語った後に、砕けた声で「真面目になっちゃったー」って照れたのがこの日のベストショットでした。

 そして後半に差し掛かった所のあいうえお作文コーナーで、はらみーがナイスアシスト。なんとステージ上で、NextLifeの間奏のダンスを生披露なんてシーンもありました。あの部分大好きなので、目の前でまた見れるとは感動の一言。さらに一踊りして暑くなったらしく、その後は上着を脱いだ状態に。良いですねー。他にも、待ち時間の途中でオーバーマスターの振り付けを踊りだしたりもして、アクティブな動きのあるトークショーでした。
 その他印象に残ったシーンを挙げていきます。声優になったきっかけについて聞かれたときには、「ガンダム!」とさすがの即答。過去の印象に残った仕事としては、二人揃ってテーブルマナー教材への出演なんて仕事があった話も。はらみーにとってぬーぬーは「東京の両親」のような存在。イベント後は大阪の原家に行くそうで、仲良くていいですねー。ぬーパパはこっそりと娘の情報を仕入れて、仕事をチェックしてる模様。ラジオなどで語られる父親像にさらなる一ページが。貴音がアニメのラーメン二郎でやったオーダーを、はらみーが生実演するコーナーもありました。貴音モードとの切り替えの鮮やかさはさすが。
 最後に、トークショーの感想で、ぬーぬーが学園祭に来たのは「二回目」と言っていたのは、ちょっと嬉しくなりましたね。まだしっかり覚えていてもらえていました。最後にサイン入りグッズ満載の抽選会。もちろん外れたわけですが、たまたま引いた番号が目の前の空席だったので「いないよ」と×サイン送ったら、完璧に目があったような気がして、これはこれで嬉しかったです。

 終わってみれば、フリートークをたっぷり二時間聞けました! じっくりとお話が聞ける機会もいいものでした。さらにイベント後は黒板や途中で利用したスケッチブックなど、会場内も撮影自由だったので、いろいろ撮って来ることもできました。これは大阪まで行った価値があるイベントでしたね。さらに感想メールもアイマスステーションで読んでいただき、より一層思い出深いイベントとなりました。そして東京に帰る…わけでもなく、ちょろりと乗り鉄に繰り出したのでした。