10/15 西武−楽天(西武ドーム)

 楽天イーグルスの関東最終戦は、CS争いに残る西武との戦い。既に消化試合モードな楽天ですが、こういった試合は無駄に意地を見せてくれる…はずだったんだけどなぁ。

これぞ楽天野球のフィナーレ L6-3E


 さすがにCS戦線に残る西武、この日は昨年の楽天西武ドーム終戦以来、外野席に西武ファンゾーンができていました。ちょうど半分ほどを占拠されてしまった形になりましたが、実際に入った客の数を見ていると、的確なゾーン設定でしたね。楽天側も満員ではありますが、無理に詰め込んだ感じでもない芝生席でした。
 楽天の先発は井坂。これが序盤から素晴らしいピッチングでした。3回までは被安打1でテンポも良い最高の立ち上がり。さすが西武キラーだと思いました。一方の西武先発の岸はふらふらした立ち上がり。しかし奪えたのは犠牲フライの1点だけ。嫌な予感しかして来ませんね。そして案の定5回から一気に井坂が崩れて5失点。序盤良すぎただけに突然の制球難には頭を抱えました。もったいない最終登板ですよね…。
 しかし7回表には、この日スタメンの銀次、伊志嶺の連続タイムリーという、若手の活躍でひと盛り上がり。銀次のバットコントロールは一軍でも同じように発揮されていていいですね。その後は西田の初打席も見ることができました。結果は三振でしたが、大きく足を上げるバッティングフォームで思い切りよく振れていたので、見ていて気持ち良かったですね。

 そして7回には、佐竹が登板します。

 最後の試合で大好きな佐竹の登板が見れて本当に良かったです。打者一人、たった一球の仕事でしたが、これが左のワンポイントの生きる道。いいイメージを残せたと思います。来年も外野席から佐竹と叫びますよ!

 そして若手が出揃った内野陣は全員がソックスを上げるオールドスタイルで守ります。一軍でのソックス軍団は新鮮だ!

 試合はその後は淡々と進んでの完敗。チャンスで一本でず、先発が踏ん張り切れないという、今年の象徴のような試合でしたね。西武側のレフトスタンドは本当にすごい盛り上がりでした。いいものです。正直言って羨ましいですなー。
 これで2011年の色々あった楽天の観戦も終了。いつもの外野席の仲間たちに、また半年後!また西の方のオープン戦で!などと挨拶して帰ります。山崎のファンの方との別れの挨拶は、本当に色々込み上げるものがありましたね。気持ちの整理ができたならば、来年もお会いしたいのですが…。この日も随所で、山崎の応援歌が吹かれていました。秋は別れの季節です。
 楽天イーグルスにとって特別なシーズンとなった2011年。オープン戦1試合、イースタンリーグ2試合、オールスター1試合を含めて、30試合を生観戦してきました。北は利府、南は那覇と全国を巡り、観戦後一泊して始発の新幹線で戻って仕事に行くなど、自分自身かなり無茶をしてきた一年でしたね。チーム全体としては残念な結果でしたが、1ファンとしては、ある程度やり切った感触のあるシーズンでした。最後に、今シーズンの観戦数のまとめ。

 きっと西の方のオープン戦からシーズンが始まることでしょう。来シーズンは、今年よりもっと充実したシーズンになることを願うばかりです。ではまた、来年も球場でお会いしましょう。

観戦成績