8/16 西武−楽天(西武ドーム)

 夏だ! サウナだ! 西武ドームだ!

グダグダ試合を決めるまさかの一打 L4-E8


 今年もやって参りました、真夏の西武ドーム。さらにお盆で客多過ぎでクソ熱く、レフトスタンドは隙間なし状態。攻撃中はもう汗が止まらない壮絶な環境で、タオルに氷を吹き付けるスプレーがなかったら大変なことになっていたコンディションでした。
 両軍の先発は岩隈に涌井と、本来であればハイレベルな投手戦を期待したい組み合わせでしたが、岩隈の直球は140km出ない状態で、涌井はストライクとボールはっきりしすぎと、ぐだぐだな試合展開に突入。球場に着いたのは4回裏で1-1でしたが、試合が既に長引いてきているのはわかりました。そして五回表、ヒット二本にデッドボールと無死満塁の大チャンス。ここでガルシアが犠牲フライ放って最低限。この瞬間にはすんなり勝ったかもと思いましたが、六回裏に豪快に中村に打った瞬間の特大の2ランホームランをぶち込まれます。打った瞬間に逝ってしまったと分かる当たり。上段まで楽々とか恐ろしいものです…。
 しかしこの日の相手は西武の中継ぎ。一点ビハインドの8回表に、エラーを足がかりにつかんだ無死1,2塁のチャンスから、最後は高須の二点逆転タイムリーが飛び出します。涌井を早い回に引きずり降ろしていたのが効きましたね。二番内村から三番高須の流れは良いです。九番聖澤から稼頭央、内村、高須の流れはいい打順構成だと思います。
 そして何よりも、この日の小山は神ピッチングでした。小山の三者連続三振踏ん張りが逆転タイムリーを生んだと思います。しかしそれをイマイチ良化しない青山が犠牲フライで吐き出し、同点で9回へ。早くもこれは同点で9回試合終了じゃないかというムードが球場内を包みましたが、横川のビックリ勝ち越し弾が。これは夢のような当たりでした。当たった瞬間から、うわ外野来た→外野手の頭越えろ越えろ→うそ、これ入るかも→よっしゃああああああああ、みたいな感じ。滞空時間も長く、ライトスタンドから眺めていて最高の当たりでしたね。その後も打ち込み、最後はラズナーがイマイチながら抑えてゲームセット。気持ちの良い逆転勝利でした。

 また、この日はクラッチクラッチーナが応援に遠征してきてくれました。二週間ぶり! 久しぶりに生観戦で最高の試合が見れました。汗だくのTシャツを着替えて帰る時には、スッキリとした充足感に満ち溢れていました。こういう試合が出来れば、上が目指せると思いますね。

観戦成績