8/17 西武−楽天(西武ドーム)

 今日も夏だ! 今日もサウナだ! 今日もまた西武ドームだ!

21時30分さんとの戦い L2-2E


 二日連続で西武ドームへ。この試合は翌日に人間ドックを控え、応援しながらも水しか取ってはいけないという厳しいレギュレーションの中での戦いとなりました。それでも試合は見に行き、外野席から声を出すのです。

 行きの電車では、西所沢からライオンズのレジェンドブルーのカラーに彩られたラッピング車両に当たりました。こういった車両はいいなーと思いつつも、何か悪いジンクスにならないかと少し心配に。
 球場についたのは5回表でしたが、先発が楽天キラー帆足に対してこちらは井坂。これで到着時にリードしているとは奇跡的でした。5回裏にいきなり追いつかれてはしまいましたが、最後は大ピンチをラッキーなゲッツーでしのぐ形。個人的な印象としては、よく同点で済んだレベルでした。その後の楽天打線はすっかり沈黙。一方西武側は毎回のように得点圏にランナーを進めて攻め立ててきます。時間的には到着後ほとんどの時間で守っていたのではないでしょうか。それでも肝心なところで山村、小山が踏ん張り、同点をキープしていきます。
 楽天打線は5回以降1安打であっさりと9回表まで終了。時計が9時10分もまわり、9回裏に入ります。ここでピッチャー片山が1死2塁のピンチを招き、楽天ベンチが投手を青山にスイッチ。この時から、球場全体が妙な緊迫感に包まれます。時計が21時20分を超えたのです。21時30分を超えたらその瞬間に楽天の勝ちはなくなるわけで、試合も見ながら皆時計をチラチラ。青山に対しても早く投げてーと熱い声援が飛びます。そして9回二死1,2塁で時計は21時28分を過ぎます。一球一球の合間に時計の秒数まで確認する外野席。さっさとアウトにして次の回に勝ち越そう、そんな思いは通じず、ボール球も使いながらせめてタイムオーバー。審判が両軍ベンチに合図する姿もはっきりとライトスタンドから確認できました。最後はショートゴロに抑えてゲームセット。初めて、三時間半ルールを体感する試合となりました。
 試合と同時に時計との戦い、これは新鮮でしたね。現地にいると想像以上にスリリングで、面白いものだとは思いました。そして冷静に考えれば井坂で帆足相手に引き分けたのですから、試合としても上出来です。熱く燃えた終盤でしたが、終わってみればスッキリと引き分けに納得して、帰路に就いていたのでした。

観戦成績

  • 今期30試合目(楽天戦観戦成績:8勝12敗2分)
  • 次回 9/2:QVCマリンフィールド ロッテ−楽天