6/11 ロッテ−広島(QVCマリンフィールド)

 今年初めて関東で行けるタイミングにやってきたカープ戦!しかし最近の生観戦連敗の流れを止められず、巻き込まれるのであった…。

真っ赤なレフトスタンドの悲劇 M10-1C


 今シーズン初めての休日のカープ戦ということもあり、雨の中でも開門前からずらり並んだカープファン。最近の悲惨なチーム成績などお構いなしです。レフトポール際に席を確保。普段楽天戦で座るポジションとはかなり違うので新鮮でしたね。雨は試合開始までは降ったりやんだりでしたが、試合が始まってからはほぼ振らず。最後には陽が射すシーンもありました。もちろんレフトスタンドは満員で真っ赤に染まります。

 そして衝撃的なスタメン発表。カープの下位打線には岩本、中東に安部が並び、ロッテの下位打線には神戸、的場に高口が並ぶ、双方共に今のチーム状況を端的に表す暗黒感溢れる打線。これで明暗がくっきりと分かれてしまうとは。始球式はオリオンビールデーというわけで具志堅用高。良いボールも投げて盛り上がりました。
 さて試合。初回に丸のツーベースでチャンスを作るも謎の三盗失敗で終わるカープに対し、ジオのノーマークから鮮やかに伊志嶺が三盗を決めて連打先制のロッテ。どうして差がついた…。そこからは早打ちで、二日連続でのサブマリンとの対戦にも関わらず、あっという間の凡退を繰り返すカープ打線。耐え忍んでたジオもとうとう降板した後、岸本が仕上げの満塁ホームランを打たれて完全終戦でした。

 その後は開幕前に広島おもんねーわで話題になった弦本の登板がありそうだと、ブルペン脇にスタンバイ。期待通り弦本が登場しました。青木高広に見送られ、サファテに手を振られて出て行く弦本に熱い声援を送りましたが、味方の拙守も重なって失点を重ねる結果に…。気がつけば10点取られてました。おおう。
 しかし9回に見せ場が。まずは長い間由宇で鍛錬を積んできた安部のプロ初ヒットがレフト前へ。東出が繋いで、丸がこの日二本目のヒットでタイムリー!1点を返してレフトスタンドはヤケクソ気味の大盛り上がり。反撃もここまでではあったんですが、最後にこの展開があればちょっとは気分も晴れた気はしました。

 この日は交流戦のおみやげとして、なぜか入浴剤が配られました。その名も「広島東洋カープ戦の香り」見るからに男臭さと汗臭さしか感じられないんですが、フタを開けると真っ赤でした。そして一日の疲れをカープの湯に浸かりながら癒すのでした。

観戦成績