6/6 ヤクルト−楽天(明治神宮球場)

 関東の交流戦全敗なんて、いくらなんでも想像できなかったわー。

最後に見せた一筋の光 S5-4E


 三日連続観戦で疲れた体に、定時ダッシュを失敗して一時間の残業してから現地行きというハードスケジュール。到着したら既に6回裏のヤクルトの攻撃中で、先発の永井はマウンドを降りていて、4-0という劣勢。さらに楽しみの一つである白いボールのファンタジーの合唱も終わってるとはおお…。
 しかし、この関東4連戦で一番盛り上がるシーンはここからやってきたのだ。8回、応援団が全力で気合を入れろコールを入れると、いきなり草野が反撃の狼煙となるソロホームランで大盛り上がり。その裏、いつの間にか普通にリーグを代表する好打者になってしまっている畠山にソロホームランを叩き込まれて再び四点差になりますが、この日の楽天はまだ死んでいなかった。
 9回表、簡単に2アウトとなったところで、山崎、中村真人が連続してフォアボールを選んでチャンス到来。関東チャンステーマが鳴り響く中、相手はセを代表する抑えのイム・チャンヨン。それに対して高須タイムリー!草野タイムリー! とうとう見せた打線の確かな繋がり。関東での試合はあと1アウトという最後の最後のタイミングではありましたが、これまでの鬱憤を晴らしてくれる、後ろの打者を信じた繋ぎの打線が蘇りました。田淵の更迭最高や!最初からいらんかったんや!知ってた!
 最後は伊志嶺が凡退しあと一歩まで追い詰めながらの配線とはなりましたが、ここ3試合どうしようもない試合を見せられ続けていたこともあり、何か充実感がありました。平日関東らしく少人数ながらビシッと応援もまとまっていて、気持ち良かったですね。
 わざわざ事前にTwitterでやります宣言までしていたスワローズ応援団とエール交換をして、これからきっと状況は好転してくれるはずと、期待を胸に球場を後にすることができました。負けたけど、最後に痺れるような場面を味わえたので、まだ希望の光は繋がりました。

観戦成績

  • 今期16試合目(楽天戦観戦成績:5勝6敗1分)
  • 次回 6/11:QVCマリンフィールド ロッテVS広島