6/3 読売−楽天(東京ドーム)
関東では年に一度の総指定席となる東京ドームの巨人戦。いつもと違うレフトスタンドの雰囲気になる試合ですが、お寒い内容となってしまいました…。
ルーキー見殺しとスピーカー直撃 G4-2E
今季初となる東京ドームでしたが、確かに節電により照明がかなり落とされていました。しかしそれでもビジョンでは堂々と広告が出しっ放しになっていたり、細やかな配慮をしていたQVCマリンあたりと比べると、ほんとにこの程度の節電で大丈夫?と思ってしまったのは確か。発電機連れてくるからいいんだってことなんでしょうか。
球場に着いたのは4回表の攻撃時。この日は二列目とかなり前の場所だったのですが、すぐ近くに日テレのカメラマンが…。試合中に隣の席の人に、テレビに映っていたよ電話がかかっていたので、きっと自分も映っていたんでしょう。
試合は1-1で緊迫した投手戦が続いていきますが、東野も塩見も状態はベストではなかった印象。それでもしっかり試合を作る能力があり、内海とわたり合った塩見のピッチングの内容は立派だったと思います。
楽天が大きなチャンスをつかんだのは6回。山崎、中村真人の連打で2,3塁のチャンスを作り、チャンステーマも鳴り響いて盛り上がるも、高須のいい当たりがレフト正面に飛んでしまい終了してガックリ。その裏にラミレスにホームランをいきなり叩き込まれ、二番手の美馬が大乱調でさらに1点をプレゼントしてしまい、試合としてはほぼ決まってしまいました。
あとは大きな見所だったのは代打大廣が放った、スピーカー直撃のファール。スピーカーに当たって落ちて行く過程を見たのは初めてじゃないでしょうか。スタンドの方に消えて行ったのでラッキーヒットにはならず残念でしたが、とりあえず1つは球場に行ったことで収穫がありました。
それにしても最近のなかなか点が取れないチーム状況を反映してか、レフトスタンドの雰囲気がよくありません。8回には早々とヤケクソチャンステーマ状態に突入し、8回からマウンドに上がったサンチェスへのファイトコールは声が出てなかったりと、何かうーんと言いたくなる感じ。ピッチング内容は結果的には論外だったわけですが、マウンドにいる投手にはちゃんと応援の声を届けたいものです。
そして9回、高須、代打の鉄平と打線が繋がって2,3塁のチャンスを作るも、駒を撃ち尽くしていて西村がそのまま打席に入るなどチグハグな攻撃で、恒例の内野ゴロの間の得点のみで終了。ここらは采配面にもやや疑問は残りましたが、とりあえず最後に盛り上がれたから良かったかな…、といった感じでの試合終了でした。
そう言えば7回、巨人のラッキーセブンで気になったのがこれ。ビッグフラッグが広がってないまま闘魂こめてが終わっちゃったんですが、これわざと?それとも誰かの犯行なの?