5/26 横浜−楽天(横浜スタジアム)

 10日ぶりに関東に戻ってきたと思ったら、すっかりチームの状態もムードも悪くなり、交流戦で負けが込んでいた時代を思い出す内容でございました…。

ムードで差がついたBクラス対決 YB2-1E


 仕事を定時で上がってダッシュして、雨も降る中球場に着いたのは7時。4回表のチャンスで中谷が三振に倒れたところ。それまでもお互いにチャンスを作っては凡退するという寂しい内容。特に楽天は4回5回6回と3イニング連続で得点圏にランナーを置きながらも凡退。実に頭の痛い試合でした。

 意外にもかなり埋まっていたレフトスタンドの一番の盛り上がりどころは、5回の二死1,2塁のチャンスでの山崎の打席。ベニーランドのチャンステーマが始まったわけですが、加賀が牽制球をかなり入れながら時間をたっぷりを取って投げ、山崎も12球粘って、体感時間は7,8分くらいのエンドレスベニーランド。終わったときは凡退のがっかりよりも、歌い切った妙な満足感があった…。自分のこれまでの観戦の中では最長だった気がします。
 そして交流戦ということで、6回にはすっかり恒例となった白いボールのファンタジーの合唱。これをやると、交流戦始まったなーという気持ちになりますね。腹の底から歌えて実に気持ち良いです。
 試合は6回、ランナー1塁から村田に初球を完璧な当たりでセンターバックスクリーン脇に叩き込まれてしまいました。この瞬間の横浜スタジアムの、スタンディングオベーションでの盛り上がりはすごかったですね。ハマスタには広島戦も含めてかなり来ているのですが、一本のホームランで球場全体がここまで湧いたのはあまり記憶にありません。それだけ横浜ファンにとって今年の村田が打つということは大きなことなんだなぁ、と。まだまだ戦えるムードは十分にあるチームでした。
 その後は神ピッチを見せる篠原、江尻にあっさりと抑えられながら進行。7回には村田ホームランの余韻が残る球場で、ハマスタ楽天の球団歌を5秒しか流せないという痛恨のミス。気持ちはわからんでもないがこれはいかんでしょ。その分は9回に応援団が吹いて、なぜか外野席で皆で肩を組んで歌いましたが、反撃は9回の横川のソロホームランの一本だけ。そのホームランは相手が山口ということで、「ストレート一本!」と叫んだら本当に151kmのストレートを美しいホームランにしたので気持ち良かったですねー。横川がハマスタで放ったプロ初ホームランも、確かナイターでレフトスタンドで見てましたが、あのシーンを思い出しました。
 試合のスコアだけ見ると淡々とした負けでしたが、現地としてはそれなりに盛り上がりどころも多い試合でしたね。しかしチーム状況は大変よろしくないので、来週の東京ドーム、神宮での応援は頑張らねばなりません。

観戦成績

  • 今期12試合目(楽天戦観戦成績:5勝2敗1分)
  • 次回 6/3:東京ドーム 巨人VS楽天