5/15 ロッテ−楽天(QVCマリンフィールド)

 初戦はソロホームランの1点、二戦目は完封負け。それでも懲りずに球場に集う楽天ファンは、ようやく最後の最後に報われたのでした。ホント良かった…。

待ちに待った10日ぶりのタイムリー M1-5E


 この日は試合前からレフトスタンドの気合が並大抵ではなく、応援団からも初回は密集応援しようなんて話が。そして初回の攻撃前に、イーグルスナインに対する熱いコールを。全文は覚えてないんですが、「イーグルスよ、俺達はどんなときでもついて行く、一緒に東北の底力を見せようぜ」といった内容。応援団の方のコールを復唱する形で、球場内に結構大きく響いていたかと思います。

 それで気合が入ったのかは分かりませんが、聖澤ヒット、鉄平デッドボール、松井稼頭央進塁打、山崎タイムリーと教科書通りの攻撃で鮮やかに1点を先制。便秘があっさり開通したような爽快感溢れる攻撃でした。
 しかしその裏、ラズナーがまずい守備もありあっさり一点を返され、さらに右足を痛めて1アウトで降板してしまうアクシデントが。貴重な1点を一瞬で失ってしまった上の大ピンチ。ここで急遽登板したのは小山。そもそも登板することが久しぶりな状況でしたが、さすがの便利屋。先頭打者を貫禄のフォアボールの後はピシャリと抑えます。
 結果的に試合を決めた2回表は、横川、聖澤にタイムリーが出て、最後に山崎が仕上げと完璧な流れ。一挙4点で渡辺俊介をKOしました。これまで全くタイムリーが出てなかったので、久々に綺麗に打線が繋がって盛り上がりも最高潮。楽しい時間でした。

 その後は小山-青山-美馬-サンチェスと繋いで試合終了。随所に両チームの締まった守備もあり、貧打ではありましたが見ていて楽しい試合でした。

 となるともちろんヒーローインタビューは小山!小山のヒーローインタビューを生で見たのは初めてですね。相変わらず笑いの取れるコメントで、実に貴重なものを生で見れました。
 試合後の二次会の最後、いつになくシリアスな応援団の話が良かったです。チーム状態がよくない現状、それぞれにモヤモヤしたものを抱えながら、それでも球場で何とか力になれることをしたい、そんな気持ちがストレートに伝わってきました。冒頭のコールといい、レフトスタンドの雰囲気といい、今日は少しは良い流れを試合に届けられたんじゃないでしょうか。

観戦成績