今年もゆいにゃんの春ライブに行ってきた

 確か三年連続の参戦。年二回のライブパターンが定着しているゆいにゃんライブ。秋がショーなら、春はごった煮といった感じでそれぞれに良さがあるのですが、今回も期待を上回るライブでした。

4/30 榊原ゆい Single☆LOVE×ライブ2011@赤坂BLITZ


 会場は去年と同じく赤坂BLITZ。去年は整理番号30番台で最前列に行けたのですが、今年は100番前後だったので前ではなく、後ろの方の段の上でポールにもたれられるポジションを確保。ここも視界を全く遮られない場所なので、身長のない自分としてはベストなポジションでした。
 今回のテーマはシングルとして発売されたCDの曲オンリーというレギュレーションで、カップリングまで含めると選択肢はかなり膨大。持ち曲の多いゆいにゃんなので、いつも通りの何が飛んで来るか分からない感覚が楽しかったですね。事前に一番聞きたいなと思っていたのは「Deja vu」でしたが、ランキング9位ということで無事に聞けました。これはゲームも含めてホント好きな曲。
 ライブは冒頭から鉄板中の鉄板、Eternal Destinyから始まり、3曲目で早速Deja vuがやって来てバンザイ!そしてMCは春ライブらしく素晴らしくいい意味でぐだぐだ。雑談のようなペースで進んでいくのが春ライプの魅力です。衣装チェンジもなくひたすら歌ってしゃべって終了という潔さ。何曲か歌って、その歌について順位を含めてしゃべって、合間合間で質問コーナーをさばいていく進行で、MCの面白さもいつも通りの安定のクオリティ。一応(?)アイドル声優のカテゴリに入っている人なはずなんですが、客にパンツの色を聞くライブも、ダンサーに一人一人パンツの色を聞くライブも、本人が自分のパンツの色を話し出すライブも、人生で初めてであったよ。
 今回も数々の昔の曲が来て、ああこんないい曲もあったよなーと懐かしみながら聞いていたんですが、MUSIC in my heartが来たときにはさすがにビックリ。もう何年前だよ。イメージソングに採用していたヤマギワソフト潰れちゃったよ。でもこれ好きな曲でした。Imitation、Love×2♪song、SHINING STARといったシングルとしての看板曲から、つまさきのリプルを筆頭に、カップリングでの名曲が織り交ぜられて、めぐりひとひらから聞いている身としては満喫させていただきました。曲のイントロが流れ始めて記憶の糸を辿り、歌い始めくらいであれだ!と思い出しノリノリ、そして終わった後にタイトルなんだったっけと考えてしまう不思議なライブです。
 ライブの終盤にはド本命、片翼のイカロス→恋の炎と繋いで一旦終了。片翼のイカロスは自分の中では特別な曲なので、何度生で聞いても素敵な感動がありますね。そして恋の炎の恐ろしい一体感よ。アンコールでは懐かしのはぴねす方程式に加えて、声を当てていた春姫ボイスも披露して良かったですねー。最後はjewelry days→そして僕は...と上げきって終了。振り返ってみると23曲、実に充実したライブでした。
 終了後には物販に本人が立つなど、相変わらずサービス精神旺盛で、良い一体感のあるライブでしたね。曲を聞いているアーティストとしてはナンバーワンであろうゆいにゃんですが、どの曲もぶれない絶対的な歌唱力と、それぞれに洗練されたダンスがあるので、生で見ることの価値が本当に高い方です。さぁ、次は秋のバースデーライブ!