4/16 楽天−オリックス(阪神甲子園球場)


 この日は13:30から難波にて、ぬーぬーの出演するアイマスのイベントがありまずはそちらへ。イベントが終わって時計を見たら15時20分。まだ間に合うと阪神なんば線に飛び乗り甲子園へ。今年のイベント→野球はしご解禁の瞬間であった。今年もこんな感じのパターンは多いん…だろうな。

20,000人にありがとう E2-1Bs


 完全に無風だった前日とはうって変わって、終始センター方向に強い風が吹いていた甲子園。半旗となっていたポールの旗も揺れ続けていました。

 そして前日よりも明らかにお客さんが増えていました。そりゃ空席もありますが、それなりに埋まったと言って良いスタンドの風景と、オリックスファンの力強いコールが嬉しかったですね。
 球場に着いた時はちょうど6回の楽天の攻撃が終わったところで、7回表。いきなりT-岡田の特大のホームランにより1点を返されるという厳しい展開でした。そして運命の8回表、衝撃のプレーが飛び出します。1点差、1死1,3塁で打者森山という絶体絶命のピンチ。森山の俊足ではゴロゲッツーは無理なので、内野フライか三振と願いながら見ていたら、森山の打球はセカンド高須の正面へ。あちゃーと思ったら捕球した高須が1塁走者の坂口を追い込んでタッチで2アウト、そのまま1塁に入って打者走者をフォースアウトで3アウト。その前にホームに3塁走者は駆け込んでいたものの、3アウト目が打者走者の1塁アウトではもちろん認められません。ちょっと記憶にないくらいの高度なゲッツーでした。こういった珍しいプレーが、全体を俯瞰して把握することができる現地観戦で見られたのはとても嬉しいものです。こういうことがあるから、球場に足を運びたくなるのです。

 そして最後は新守護神スパイアー三者連続三振で豪快な締め、連勝で2カード連続の勝ち越しを決めました。実は球場についてから楽天の選手のヒットは一本も見ていないんですが、それでも勝てばいいんです。貴重なプレーも見られ、いい試合でした。

 ヒーローインタビューでのスパイアーの台詞は、とても心に響きました。確か久米島での入団テストから契約しており、東北に入ったのは、オープン戦の合間の3月上旬と、先日の1泊2日しかなかったでしょう。それでも一時帰国もせずにプレーし続け、東北へ「2,3時間だけの間でも、辛いことから目を背けられる時間を作ってあげることが、僕にできることだと思っています」と熱いメッセージ。プレーも、人間的にも素晴らしい選手が加入してくれたものです。

 この日の入場者集は、2万人を超えました。この数字が出た時は皆盛り上がりましたね。阪神ファンの人も、他の球団のファンの人も、多くの方が足を運んでくれました。そしてこの日も二次会を最後までやって締めくくります。今年は新しい応援歌が一気に増え、事前の予習では盛り上がるかなと不安だった曲もあったのですが、現地で歌ってみるとまた印象がガラリと変わりますね。松井や岩村の新曲などは、歌ってみると想像以上に良い感じでした。この日までの3試合で、全曲しっかり頭に叩き込めたと思います。
 これで自身は開幕から観戦成績3戦全勝。首位へ躍り出たチームと同じく、最高のスタートを切ることができました。ここまで来たら何としてでも、三つ目の開幕戦である、4月29日。首位として仙台へ帰れることを願っています。そして次は行くぞ皇子山!

観戦成績