10/6 ヤクルト−広島(明治神宮球場)


 カープが好きだからこそ、カープらしい戦いをして、カープファンらしい振る舞いをした上で、結果を問うべきだと思う。

哀しいレフトスタンド S2-0C


 雨天での振替試合が決まった時から行こうと決めていた日程ですが、とんでもない日になってた。ネット上を中心に始まった、カープの球団、首脳陣を叩くプラカードを一斉に掲げる決行日となり、神宮球場は厳戒態勢。記憶に残る2001年の日本シリーズよりも多い警備員が、寂しい客入りの神宮にはあまりにも不釣合だった。

 こんな警告文を見たことがあるだろうか。当日、球場の至る所に貼ってあった文書である。これだけの準備と、警備の増員を神宮球場に強いる結果になってしまったことは、カープファンとしては大変恥ずかしいの一言である。
 確かに今のカープは不甲斐ない。そりゃ自分もノムケンには一分一秒でも早く監督をやめて欲しいさ。オーナーにだって文句はそりゃある。だけど、だからと言ってビジターとして訪れた球場に対して迷惑をかけていい理由になんかなるはずがない。少なくとも、カープを応援するレフトスタンドって、そんな場所じゃなかっただろう。野球場はどんな糞試合があっても、少しの良かった探しで笑って帰れる場所であるべきだと、個人的には思っています。それだけに、寂しかった。

 今回は警備、応援団の毅然とした姿勢もあり、若干プラカードを掲げている人が散見されるだけで、大きなトラブルは発生しなかった。これは不幸中の幸いであった。自分の周りでは、いつも通りのレフトスタンド。選手のプレーに一喜一憂しながら、時に喜び、時に辛辣なやじを飛ばしたりしながらも、笑顔で野球を見るいつもの風景で、本当に良かった。
 試合内容についてはなんもない。あんなところで大島投入する大野は、ホント一刻も早くやめていただきたい。だけどそれを発信する場所は、ちゃんとカープファンとして正しくあるべきだ。

観戦成績

  • 今期39試合目
  • 広島公式戦8試合目 3勝5敗
  • 次回予定 10/9 ヤクルト−広島(明治神宮球場)