3/10 楽天−ロッテ(倉敷マスカットスタジアム)

 先週の教育リーグで野球観戦リハビリを開始。毎年自分の中で恒例となっているオープン戦遠征ですが、今年は唯一行ったことのない球場である、倉敷マスカットスタジアムをセレクト。新幹線のパックツアーで一泊二日してきました。行きの新幹線ではロッテファンや広島まで遠征しているのであろう浦和レッズサポーターの姿も。スポーツシーズンの幕開けを感じます。

外野応援も開幕や! E3-1M


 倉敷マスカットスタジアムがあるのは、岡山と倉敷の間にあるJR中庄駅から徒歩10分ほど。倉敷駅から伸びる水島臨海鉄道に「球場前駅」があるのでそっちかと思っていたのですが、こちらは倉敷市営球場の前。倉敷マスカットスタジアムは、岡山県倉敷スポーツ公園野球場ということで、別物でした。

 スタジアムの外観は、新潟のハードオフエコスタジアムを思い出しますね。脇にはサブグラウンドがあり、投手陣が練習していました。ちょうどスタジアムに戻ろうとした加藤大輔がサイン会を始めていたりしました。倉敷では秋季キャンプを張っていることもあり、現地の方が楽天を見るのに慣れてるなという印象です。球場外周にはスポーツジムや、バスケットボールのコートもあり、さすがスポーツ公園という施設でした。良い環境だと思います。

 そしてスタンドへ。倉敷なので、関西の常連さん達が沢山遠征していました。顔見知りの方々とあけましておめでとうございますの挨拶をするのもこの時期の恒例行事です。試合前にはこの日から導入されることとなった関西チャンステーマ2のレクチャーなんかもありました。

 楽天側は立ち応援が30人強といったところ。ただ、これでも頑張っている印象ではある。

 ロッテ側は相変わらず気合の入りまくった動員力。今年からの新曲までバッチリという本番仕様でした。負けてられませんなー。

 始球式は、なぜか星野仙一田淵幸一のバッテリーで実施。星野の投げたボールが全然届かなかったのはややショッキングな光景でした。下柳も呆れとったわ! 地元のはずなのに意外にも大して盛り上がらずに試合開始。
 楽天の先発はヒメネス。去年は生ヒメネスで散々な目にあったりしていただけに、全く期待しないでみていたのですが、やや球審のストライクゾーンが広かったこともあってか、テンポ良くアウトにして行くナイスピッチング。点を取られたのも味方のまずい守備であり、こりゃローテの枠に入るに十分の内容だ、と納得させてくれるものでした。
 一方ロッテの先発の藤岡、これまた素晴らしい内容でした。無駄なフォアボールも出さないし、要所要所で右打者の内角にズドンとストレートを投げ込めるコントロールの良さは光っていましたね。思い返せば楽天も一位指名していた逸材。逃した魚は大きかった。
 両投手が降板してから試合は動きます。二番手のカルロス・ロサを攻めてノーアウト2,3塁のチャンスを作ると、いよいよやってきました関西チャンステーマ2!ロッテファンの方がyoutubeに上げてくださっていました。感謝。

 もちろん自分も観客席に映っています。これまでの楽天のチャンステーマはどちらかと言うと渋い曲調が多かったのですが、これはシンプルに盛り上がれる楽しい曲で、新しくていいですね。ノリノリで歌いました。そしてそれに応える牧田のタイムリーヒットで逆転! さらにテレーロのタイムリーで追加点! いきなりから縁起の良い応援歌となりました。シーズンでの投入にも期待大です。牧田もテレーロも、数字としては物足りなさはありますが、試合の大事なポイントで打てる分、好感が持てます。
 終わってみれば下柳、ラズナーも無難に抑えて3-1での快勝となりました。勝てたので、試合後には新応援歌や懐メロを含めた二次会で楽しく締め。いい生観戦の滑り出しとなりました。今年も楽しく球場通いしましょう。

観戦成績