9/18 西武−楽天(西武ドーム)

 金曜日は会社の仕事が長引いて球場に行けず、土曜日は出資馬のオープンレース出走があったので競馬場に行き、と三連戦で一回参戦となってしまった日曜日。三連敗だけは絶対に避けねばならない一戦、気合を入れて挑んだのですが…。

夢遠のく無念のサヨナラ L2x-1E


 前日に先発に田中を立てながら負けたこともあってか、この日のライト外野は休日としてはやや寂しい客入りに。先発長谷部なので個人的には一番生で見たいカードだったのですが。相手の西武先発は西口、久しぶりに球場で見ましたが、変わらず躍動感のあるピッチングフォームは見ていて気持ちよかったです。楽天岩村を下げて銀次を上げたりしたものの、スタメンには大きな変更はなし。
 この日も長谷部はどうしちゃったのというくらい素晴らしいピッチング。三回が終わった時には気が早い人達が思わずノーヒットノーランとか言ってしまうくらい。無駄なボール球もなく制球も安定し、すっかり立ち直ってきた印象です。これは今後に大きな戦力となるでしょう。打線も二回に無死1,2塁からバントと犠牲フライで効率良く先制し幸先良しと思ったのですが、3回にはチャンスで三者連続内野へのポップフライという芸術性の高い凡退を見せ、その後はすっかり沈黙。長谷部の援護は一点だけと苦しい状況が続きました。
 そしてとうとう6回に長谷部が限界。中島にタイムリーツーベースを浴びて同点に追いつかれます。しかしその後は自力で後続を絶って、後続にマウンドを託したのは立派の一言。星野は賛否両論ありますが、長谷部を育てた功績だけは、胸を張ってワシが育てたしてくれてもいいと思います。その後は楽天は継投に入りますが、西武は西口が続投。最終回に久々にヒットを放ちますが、得点圏に送ってもそこから一本が出ず。ここで漂った嫌なムードはそのままに九回裏、2イニング目となったスパイアーが2アウトから堪え切れずに連打を浴び、最後はレフトへのライナー性の当たりを横川がこぼしてサヨナラ負け。ラズナー不在が最後に堪えました。ああ、絶対にしてはいけない三連敗をしてしまいました…。
 さすがに負けた瞬間は外野の芝生に倒れ込むショック。この試合ばかりは絶対に落としてはいけない試合でした。三位争いどころか、オリックスへの挑戦権すら失いかねない危機的状況に追い込まれました。試合の結果でここまで凹んだのは久しぶり、帰り道もしょんぼりでしたね。悔しいです。
 楽天クライマックスシリーズを争うのは2年ぶりで2回目です。その前回は御存知の通り奇跡的な快進撃で2位までもぎ取ったので、実はクライマックスシリーズ争いで競り負ける、といった経験がありません。それだけに、ここまで悔しい気持ちを味わったのも初めてなんですよね…。残る関東の試合は10/15 の西武ドーム終戦のみ。果たして、消化試合になっているのか、まだ望みを持って熱く戦えるのかどうなることやら。我々関東組は、ただチームを信じて待つしかありません。

観戦成績